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社長インタビュー

2019年12月
代表取締役社長 橋本 太郎(CEO)


2019年度上期の業績について

前年同期と比べて、売上高は同水準となりましたが、利益は順調に伸ばすことができました。セグメント毎に見ると、「コンテンツ」は、ルネサンス高校グループの入学生徒数が過去最高となって昨年に引き続き収益をけん引しています。また、デジタルメディアサービスも、エンタメ情報サイト「クランクイン!」「クランクイン!トレンド」の広告収入や動画配信サービス「クランクイン!ビデオ」が順調に売り上げを伸ばして黒字転換しました。「放送」は、経営改革を進めることで増益となりました。「技術」も前年に引き続き好調です。CDNサービスに加えて新たなソリューションやサービスがご好評をいただいており、収益を押し上げてくれました。

経常利益は営業利益の増加にともなって増益となりました。純利益も税金の還付があったことや、損害賠償請求訴訟の一部解決金を計上したこと等によって増益となりました。

通期業績予想を上方修正しました

おかげさまで、上期は想定を上回って好調に推移しました。下期も前年並みの利益を出せると見込んでいますので、営業利益を前回予想に100百万円プラスし450百万円に上方修正しました。また、経常利益と純利益については9月30日時点で上方修正をしましたが、今回の営業利益の上方修正に合わせて、経常利益・純利益も再度上方修正を行いました。

経営統合の一番の目的とは

かねてより100%子会社6社を合併することをお伝えしておりましたが、2020年4月1日付けで当社本体に吸収合併することにしました。これまで各社それぞれ個性のある事業を行ってきましたが、これからは組織の壁を取り払い、異なる事業を掛け合わせることによってイノベーションを促進し、新しい事業を創出してまいります。

また、この合併にあわせて、組織体制やセグメントの変更等も検討しています。人事交流や組織を越えて対話できる機会を増やして、個々の事業の接点となる人材の育成にも注力していく考えです。既存の境界を越えて業務を推進できる攻めの経営体制を構築してまいります。

さらに、近年取り組みが広がっているESG(環境・社会・ ガバナンス)やSDGs(持続可能な開発目標)についても、今後の経営戦略に組み込むことで、当社の持続的な成長に繋げてまいります。

5G環境への対応について

いよいよ2020年から日本でも5Gの本格的なサービスが始まります。当社はネットワーク事業者にクラウドゲームサービスを提供している強みを活かし、5G環境への対応準備を進めております。eスポーツとクラウドゲームという異なる事業部門の連携が、5Gによって相当数進展することを期待しています。

株主の皆様へ

業績は順調に回復していますが、現時点では利益剰余金がマイナスとなっていることから、誠に遺憾ではございますが、2019年度の中間配当を無配にさせていただきました。また、期末配当につきましても無配とさせていただく予定です。先ずはしっかりと利益を出して、早期の株主還元を目指してまいります。

当社は引き続き独自性の高い事業の育成によって、企業価値の向上に努めてまいります。株主の皆様におかれましては、引き続きご支援を賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。