ニュースリリース
映画『ジュリエッタ』巨匠ペドロ・アルモドバルが本当に描きたかった運命に翻弄された「母」と「娘」の感動の物語。11月5日(土)より新宿ピカデリーほか全国順次ロードショー!
ブロードメディア株式会社の子会社ブロードメディア・スタジオ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:橋本 太郎)は、世界的な巨匠ペドロ・アルモドバル監督が、カナダのノーベル賞作家アリス・マンロー原作の3つの連作短篇をひと続きの物語として脚本化し、運命に翻弄された「母」と「娘」の感動の物語を描いたヒューマン・ドラマ『ジュリエッタ』を、2016年11月5日(土)より新宿ピカデリーほか全国で順次公開いたします。
あの時、気付かなかった娘の想い。今だからこそ、伝えたい母の愛。
本作は、思いがけない運命や偶然に翻弄される登場人物を主人公にして、人生の豊かさや複雑さ、人間の愛おしさや切なさを描かせたら当代随一のストーリーテラーであるアルモドバルによる、深い哀しみに引き裂かれた1組の母娘の物語です。アルモドバルが"女性賛歌3部作"と呼ばれる自身の代表作『オール・アバウト・マイ・マザー』『トーク・トゥ・ハー』『ボルベール〈帰郷〉』にも通じるエモーショナルなテーマを追求するとともに、魔術的なまでに深みを湛えた語り口で観る者を"虜"にするヒューマン・ドラマです。アルモドバルは主人公のジュリエッタ役に2人の女優を初めて起用しました。スペインのベテラン女優エマ・スアレスが"現在"のジュリエッタを演じ、NHKで放送されたTVドラマ「情熱のシーラ」で脚光を浴びた新進女優アドリアーナ・ウガルテが"過去"を演じています。ジュリエッタが着用する"赤"のドレスのクローズアップで幕を開ける本作は、アルモドバルならではの鮮烈で艶めかしい色彩感覚が遺憾なく発揮され、さらに古典的なサスペンスやフィルムノワールの興趣にも彩られた映像世界は、このうえなく魅惑的な陰影とスリルに富み、極上のミステリー小説に引き込まれるかのようなめくるめく陶酔感を堪能させてくれます。
ストーリー
私は、娘のことを知らな過ぎた――。娘は突然、何も言わずに姿を消してしまった ――過ぎ去った空白の12年間ジュリエッタは過去を振り返りあらためて姿を消した娘を想う・・・
スペインのマドリードに1人で暮らしているジュリエッタは、自分を心から愛してくれている恋人ロレンソにも打ち明けていない苦悩を内に秘めていた。ある日、ジュリエッタは偶然再会した知人から「あなたの娘を見かけたわ」と告げられ、めまいを覚えるほどの衝撃を受ける。12年前、一人娘のアンティアは理由も語らずに、突然姿を消してしまったのだ。ジュリエッタはそれ以来、娘には一度も会っていない。忘れかけていた娘への想いがよみがえる。ジュリエッタは、心の奥底に封印していた過去と向き合い、今どこにいるのかもわからない娘に宛てた手紙を書き始めるのだった......。
当社は、今後も皆様と優れたエンターテインメント作品の懸け橋となれるように、努力とチャレンジを続けてまいります。
作 品 情 報
タイトル | 『ジュリエッタ』 原題 : Julieta |
---|---|
監督/脚本 | ペドロ・アルモドバル |
音楽 | アルベルト・イグレシアス |
編集 | ホセ・サルセド |
撮影 | ジャン=クロード・ラリュー |
美術 | アンチョン・ゴメス |
衣装 | ソニア・グランデ |
原作 | アリス・マンロー 『ジュリエット(Runaway)』 |
出演 | エマ・スアレス、アドリアーナ・ウガルテ、ダニエル・グラオ、インマ・クエスタ、ダリオ・グランディネッティ |
製作年 | 2016年 |
製作国 | スペイン |
上映時間 | 99分 |
配給 | ブロードメディア・スタジオ株式会社 |
URL | http://www.julieta.jp/ |
会 社 概 要
社名 | ブロ-ドメディア・スタジオ株式会社 |
---|---|
代表者 | 橋本 太郎 |
所在地 | 東京都中央区月島1-14-7 |
設立 | 2000年8月10日 |
事業内容 | 外国映画及び外国テレビシリーズのテレビ放映権販売、日本語版制作(字幕・吹替)、 DVDビデオの権利仕入・発売・プロモーション、劇場配給、映画宣伝等 |
URL | http://www.bmstd.com/ |
クランクイン! サービス概要
情報提供 | ハリウッドチャンネル株式会社 |
---|---|
内容 | 新作映画情報、エンターテインメント情報サイト |
URL | http://www.crank-in.net/(PC向け) http://m.crank-in.net/(スマートフォン、タブレット向け) |
以上
(C)El Deseo. Photo by Manolo Pavón.